今度の「ザ!世界仰天ニュース」で、体を共有する美人双子アビーとブリタニーが取り上げられる。
頭が2つ、腕が2本、心臓は2つ、肺は4つ、胃は2つ、大腸は1つ、足は2本。分離手術をすると1人しか生きることができないため、両親は手術を拒否し、26年間その姿のまま生活してきたという。
美人ならばノープロブレム。
いったいどのような話なのか、調べてみることにした。
アビー・ブリタニー姉妹プロフィール
名前:
アビゲイル・ロレイン・ヘンゼル(Abigail Loraine Hensel)
ブリタニー・リー・ヘンゼル(Brittany Lee Hensel)
生年月日:1990年3月7日
出身:米ミネソタ州
家族:父親マイク(大工兼庭師)、母親パティ(正看護婦)弟ダコタ 妹モーガン
アビーとブリタニーのこれまで
二人はで頭部を2つ持つ結合性双生児として生まれた。
結合性双生児として真っ先に思い出すのは「ベトちゃんドクちゃん」であろう。
彼らはベトナム戦争下で枯れ葉剤がアメリカ軍により多量に散布された地域に生まれたことから、彼らがこうなった原因は枯葉剤によるものとうわさされた。
ウィキペディアによると
結合双生児は、およそ5万~20万出生あたり1組程度の割合で発生するといわれる。中東およびアフリカではより発生率が高いといわれるが、正確・確実な統計は無く、推計の域を出ていない。1970-1977年に行われたアメリカの大規模調査では出生7,903,000件に対し81組(出生10万に対し約1.025組の割合)であった。
ということらしい。
その原因としては
一卵性双生児の発生において、通常、受精後およそ10日以内に受精卵が分裂した場合は完全に分離した双生児が発生するが、受精後13日目以降に分裂が起きた場合、原始結節や原始線条の部分的な分離によって結合体が生じる。結合部位により胸結合体、殿結合体、頭蓋結合体などが分類される。
ウィキペディアより引用
らしいので、特に何かの薬が原因ではないようだ。
彼女たちが生まれた時、両親は2人を分離させるという選択をしなかったという。
なぜなら2人が多くの身体的機能を共有しているため、手術にリスクを伴い、たとえ手術が成功したとしても、車いすでの生活を余儀なくされる可能性が強かったからだ
両親はその結論に後悔おらず、2人も別々になりたくないと述べていると言う。
2人は非常に活発で、多くの趣味を楽しんでいるようだ。
バレーボールやバスケットボール、キックボール、水泳、サイクリング等のスポーツを楽しんでいる。
こうしてみると、顔が二つ以外、普通の女性である。
初めてあった人は相当驚くに違いない。
二人は以前、自動車免許取得試験に合格したが、試験を2度受験しなければならなかった。運転する時、ハンドルは2人で、ペダルとシフトはアビゲイル、方向指示器のコントロールはブリタニーが担当、共同作業で行われているそうだ。
まとめ
ふたりは大学を卒業し、米国の学校に就職し、低学年学級の先生として働きはじめているそうだ。
番組では現在の二人の様子が放送される。
生命のたくましさを感じさせられる二人である。